独学で電験三種合格ブログ

電気業界やビルメン業界で必要な資格、電験三種について。 かなり難しいとか、持っていれば一生安泰だとか、独立できるなど、色々言われていますが、 電験三種を受験するためには、まず参考書が必要になります。 私が購入した参考書や、今おすすめの参考書を紹介します。

電験三種を取得するきっかけ

現在私は 電験三種、二種に合格していますが、

まず自分が電験三種取得を目指した経緯などについて話してみたいと思います。

 

  

■ 履歴書の資格欄を埋めるために受験を決意

 

就職活動に臨むにあたって、「ほかの就活生と差をつけるために、何かできることはないか」、
「今まで勉強してきた知識を活かした資格・試験に合格すれば、履歴書の資格欄に埋めることができるのでは」と考え、私自身電気工学を専攻していたこともあり、電気関係の資格(例:電気工事士や無線技士、電気主任技術者)取得を決意しました。

本屋に行くと様々な資格に関する本がありましたが、それぞれの資格がどの程度の難易度なのか分からず、また、世間的にウケがよい資格が何なのかわからなかったため、学校の友人にアドバイスを求めると、私の友人に電験三種に挑戦している子がいました。

試験問題の出題傾向を聞くと、今まで学校の授業で受けていた内容と類似する部分が多いことが分かり、基礎知識を応用することで資格取得に近づくのではと考え、勉強に取り組むようになりました。

 


電験三種受験を思い立つ

 
■ 参考書選び(1回目 自分自身で判断して購入)


誰もが初めにやるであろうことは、参考書選びだと思います。

私も近所の書店へ行き、どの参考書を使おうか悩みました。

初めて購入した参考書は、電験四科目(理論・電力・機械・法規)が1冊にまとめられたものでした。(申し訳ございませんが、書名は覚えていません・・・)

この本を選んだ理由は、学校で使っている教科書を活用すれば試験内容を網羅できると思ったことと、本の購入費用を最小限に抑えられると思ったからです。

前述の通り、電験は4科目の受験が必要です。

そのため、科目ごとに参考書を購入すると合計4冊購入する必要があり、参考書購入だけで1万円近くかかってしまうことを嫌いました。(これは後々、失敗だったと感じ、結局科目ごとの参考書を購入することになりました。)

1冊にまとめられた参考書の最大のデメリットは、各科目の解説や例題が非常に少ないので、計算問題だけでなく知識を問う問題もある電験では、参考書の解説の充実度は非常に大切だと気づかされました。

 

■ 参考書選び(2回目 先輩・友人の使っている参考書と同じものを購入)

参考書選び1回目で失敗したため、先輩や友人が使っている参考書を見せてもらい、本文中の解説が充実しているか確認しました。

インターネットのレビューも参考にしようかと思いましたが、ネットのレビューはその記入者のレベル感が分からず、初心者からの評価なのか、ある程度勉強が進んでいる中級者以上の評価なのか分からなったため、あまり参考にしませんでした。

むしろ先輩や友人は、同じ学校に通っているため、自分と同じ知識レベルだったため、アドバイスを素直に参考にさせていただき、同じものを購入しました。

 

■ 勉強開始にあたって基礎知識の振り返り

電気の勉強をずっとしてきたため、ある程度自信はありましたが、計算問題を解くために必要な公式類の振り返りを行いました。

具体的には高校の時に使っていた物理の教科書から、力学や電気磁気学、クーロンの法則など基本中の基本となる公式の見直しを行いました。

穴埋め問題のような知識を問う問題は、過去の教科書・ノートを参考に読み直しを行いました。

 

■ 試験日までの勉強スケジュールの整理

ご承知の通り、電験は4科目を3年間で合格すればよいため、合格戦略が人によって異なると思います。

私の場合、受験料を最小限に抑えたい(受験料がもったいない)と思ったため、1年で4科目すべて合格を狙い、勉強を始めました。

そのため、受験日から逆算して1日当たりの勉強量(参考書を進めるページ数)を決めて学習に取り組むことにしました。

 

1年で4科目すべて合格することを目指しましたが、結果的には4科目合格はできませんでした・・・・

やはり、電験は甘くなかったということになりますが、

それについては、またお話したいと思います。