「電験三種の参考書」が、理解できない人は・・・
電験の参考書が理解できない理由としては、大きく2つあります。
・電気的な知識 が不足している
・数学の知識 が不足している
このどちらかだと思います。
数学の知識 が 不足している場合
電験三種は電気の試験ですが、電気の知識だけを問われるのではなく、
電気回路の計算問題など、多くの計算問題を解く必要があります。
なので、ある程度の数学を理解していないと、 参考書に書かれている内容を理解できません。
では、「どの程度の数学の知識が必要か?」と言うと、
それは、高校数学レベルになります。
高校数学レベルとはいっても、高校数学の全てが必要なわけではなく、
高校数学の半分程度の知識が必要になります。
数学を忘れてしまった人でも、数学を勉強し直せば、すぐに思い出して理解することができるでしょう。
電気的な知識 が 不足している場合
電験参考書は、ある程度電気知識があることを前提に書かれているので、
全く電気知識がない人は、理解できないと思います。
では、どの程度の基礎知識を必要としているかと言うと、
「第二種電気工事士レベル」の電気知識です。
第二種電気工事士をすでに受験している人は、電験3種の勉強もそれほど難しくないと思います。
しかし、電気工事士レベルの知識ない人にとっては、理解できないと思います。
とはいえ、電気工事士を受験した人の中でも、「電験三種の参考書は難しくて理解できない・・」という人もいると思います。
というのも、電気工事士試験に比べると電験三種のレベルは数段高いからです。
工事士試験に比べると難しい専門用語も多く、また内容も高度になります。
そして、覚えなければならない公式や法則も桁違いに多くなります。
「電験参考書」を理解するには
では、「どうしたらいいのか?」ということですが、
電気工事士と電験三種の溝を埋める本として「電験の入門書」があります。
電験参考書が難しくて理解できない・・・という人は、
まず入門書を読んで電気の基礎知識をつけてから、参考書の勉強に移るのがいいでしょう。
入門書としては「誰でもわかる電験参考書研究会」から出版されている「電験超入門」をおすすめします。
こちらの入門書は堅苦しい参考書とは違い、 「先生と生徒の会話形式」で読み進める本になっています。
難しい内容も噛み砕いて先生が説明しているので、基礎知識がない人が読んでも理解できる内容です。
電験超入門は Amazon Kindle でも発売している他、参考書研究会の販売ページからも購入することができます。
「参考書が難しくて理解できない」と嘆いている人は、まずこちらを読んでみることをおすすめします。
動画で理解する
参考書が難しい理由としては、「文章を読まなければならないから」というのもあります。
今時は YouTube で電験の内容を解説している人もいるので、動画を見れば理解が深まるでしょう。
やはり YouTube のおすすめは「電験合格」になります。
電験入門書を読んだ後は、
参考書を片手に動画で理解を深めるというのが、オススメの勉強方法ですね。
電験参考書については、以下の記事を参考にしてみて下さい。