独学で電験三種合格ブログ

電気業界やビルメン業界で必要な資格、電験三種について。 かなり難しいとか、持っていれば一生安泰だとか、独立できるなど、色々言われていますが、 電験三種を受験するためには、まず参考書が必要になります。 私が購入した参考書や、今おすすめの参考書を紹介します。

 【重要】 電験三種 試験制度の変更点は?

電気主任技術は不足する

経済産業省の発表によると、今後、電気主任技術者は足りなくなります。

特に 第3種電気主任技術者が足りなくなるようです。

その理由としては・・・、

再生可能エネルギーを使った発電施設の増加】

電気主任技術者の高齢化による退職】 

などが挙げられます。

再生可能エネルギーを使った発電施設と言えば太陽光発電ですね)

 

電験三種の新規免状取得者数は毎年4,000人程度ですが、全ての免状取得者が入職するわけではなく、高齢化により退職者も多くなっています。

 そのことから、入職者と退職者の数は均衡しているのが現状のようです。


「エネルギー基本計画」に基づいて試算すると、第3種電気主任技術者の監督が必要な再エネ設備は、今後 約 2,000件/年のペースで増加する見込みで、
将来的には第3種電気主任技術者が不足する可能性があるようです。

簡単に言うと 電気施設の増加に対して、電験3種 取得者の数が足りなくなることが見込まれるので、 試験制度が大きく変更されたということですね。

試験制度の変更点

2022年度からは試験が 年2回に、

2023年度からは CBT 試験が導入されました。

(残念ながら、電験1種と2種は年1回のままです)

 

試験が 年2回になったのは とても大きな変更です。

電験3種には 科目別合格制度があり、3年間で4科目合格すれば全て合格になります。

試験が年に1回の時は、3回受ける間に 4科目 全てに合格すれば OK でした。

ところが 、試験が 年2回になってからは、3年間で6回受ける間に 4科目 全てに合格すれば OK!
このように変わりました。

 

3回の試験で4科目合格だったのが、
6回の試験で4科目合格 に変わったということです。

 

 

電験三種取得は楽になった

この変更により、受験が楽になりました。

電験三種は 1科目ごとのボリュームが大きいので、 4科目同時受験は、とてもハードです。

なので、多くの人は一度に4科目全てを受験せずに、2回か 3回に分けて合格を目指す勉強スケジュールを組んでいたと思います。

 今回、試験制度が変更になり6回で4科目に合格すれば良くなったので、1回の試験で1科目ずつ受験していけば、楽に 全科目合格を目指すことができます。

最初の試験で 1科目目を受験、その半年後に 2科目目を受験、

その半年後に 3科目目を受験・・・

1科目ずつ受験すればOKで、順調に行けば 2年間で4科目 全てに合格することができます。

これなら  余裕を持って勉強を進めることができるでしょう。

電験三種は以前に比べると、とても合格しやすい資格に変わりました。

今まで 電験の受験をためらっていた人も、 チャレンジ してみてはどうでしょうか?